初日から前途多難?![ワーホリ]
こんにちは、せかすみです。
今回は前回書いた記事の続きを書いていこうと思います。
前回の記事はこちら↓
車に乗って30分して、ついた場所はずいぶんな郊外にある大きい大きい敷地だった。その敷地の中に立っている家の前に車が止まり、降りると家の中に案内された。家の中に入ると60代位の男の人がいた。彼の名はジョンといい、ここの家のオーナーで、車を運転してくれた女性はフィオナといい、彼の配偶者だった。
ついた時間がちょうどお昼が終わった頃だったらしく、家の中には他にも人が居りフランス人のエミリー(25-30歳位)とドイツ人(学生)のニックで、二人とも私たちよりも前からWWOOFでここに滞在していた。
みんなに挨拶したあと寝泊まりするところに案内されたのだが、そこは家を出て5分ほど歩いたところにある大きな広場にぽつんと置いてある
バスだった。
結構大きいバスの中はかろうじて住める程度に改装されており、三部屋ほどに仕切られていて私はそのうちの一部屋をあてがわれた。バスから少し離れたところに簡易トイレが設置されており、夜はそこを使うように言われた(夜は明かりもないから怖すぎて一回も使わなかった)。
部屋に荷物を置いたあと、着替えて早速雑草を抜くように頼まれた。
三人で雑草を抜いていると、二人が何やら怪訝な表情で会話しているので気になって何かあったのか聞いてみたら、二人が前に滞在していたところは、初日からいきなり働かせたりしなかったらしい。私は初めての滞在先だったので"そうなのか"と思うだけだった。
雑草を抜き終わると、少しして夕食の時間になったので家に戻り夕食にニックとエミリーが作っておいてくれたものを食べた。
そしてお風呂に入る時間になったのだがここにはボイラーがなく自分で火を焚くシステムだった(嘘ではない)。マッチの火を使って新聞紙に火をつけ、窯の中に入れて更に薪と新聞紙を入れて空気を吹き込み続けて炎が安定したらようやくお湯が使える。
私は今何時代にいるのだろうかと一瞬自問自答しかけたが、何も考えずただ現実を受け入れることが賢明だと判断した。
お風呂から上がり翌日朝8:30には起きてくるように言われ真っ暗闇の中をスマホの懐中電灯で照らしながらバス(寝床)にたどり着き無事1日目が終わった。
翌朝、起きて朝食を食べようと着替えてバスから降りると、バスのすぐそばで昨日はいなかったはずの二頭の馬がむしゃむしゃと草を食べており少しビビりながらも広場を出て家に着くと、昨日一緒に来た二人のドイツ人はもう今日でここを去ることにしたらしく、荷物をまとめて昨日乗ってきた車に乗り込むところに出会くわした。
全然知らなかったので驚いたけれど、出会って昨日今日の私は引き止められる分際ではななかったから、少し寂しくフィオナの運転する車に乗って去っていく二人を見送った。
ここまでお付き合いありがとうございました!
ではまたっ。